皆さんは「マネーの虎」という昔のテレビ番組を知っているだろうか?
マネーの虎
2001年10月~2004年3月まで日本テレビで放送されたリアリティ番組。 一般人でもある起業家が事業計画をプレゼンテーションし、 投資家たる審査員らが出資の可否を決定するという内容だった。 後に『Dragon's Den』などの名前で同じ形式の番組が世界各国で制作された。
プレゼンテーションを受ける5人の投資家たちは「虎」と呼ばれ、
その濃密なキャラクターから、番組の人気の大きな一つの要素でもあった。
喜怒哀楽を前面に出し、時には毒舌に、
プレゼンの穴にツッコんでいくその姿に、
視聴者は引き込まれ、一瞬にして人気番組となったのだった。
そんなマネーの虎が終わり、
令和を迎えた今、一つの「YouTubeチャンネル」がじわりじわりと伸び始めてきた。
それが「令和の虎」である。
令和の虎
元「マネーの虎」のレギュラー投資家であった「岩井良明」により、 2019年に立ち上げられたYouTubeチャンネルである。 かつてのマネーの虎のように「現金支給」だけではなく、 「投資」「融資」「社内ベンチャー」や、条件付きの契約成立など、 挑戦者たちの声に臨機応変に対応できるシステム形態となっている。
2020年の5月現在、チャンネル登録者数は6.6万人。
投稿動画本数は540本を超えている。
生配信や、視聴者との交流、番組出演者のオフショットなど、
YouTubeであることを生かした運営がされており、
かつてのマネーの虎で、人気を博した「虎」たちが出演している回もある。
そして、今回のYouTubeチャンネルを運営する「岩井良明」もまた、
マネーの虎のレギュラー投資家であった。
昔の岩井社長
今現在の岩井社長
また、このYouTubeチャンネルとリンクしながら、
「令和の虎ファンクラブ」というオンラインサロンも運営している。
令和の虎での「虎(投資家)」たち
かつてマネーの虎が人気を博した時代、
人気の要因はやはり、投資家たちの個性あふれるキャラクターにあった。
今回の「令和の虎」でも、
令和の時代を担う若き社長たちが「虎」として、挑戦者に立ちはだかる。
林尚弘(株式会社A.ver 代表取締役社長)
桑田龍征(NEW GENERATION GROUP オーナー)
小林真之(株式会社P.G. Trading 代表取締役)
株本祐己(Stock Sun代表取締役)
渡邊正都(Fine Fast Foods 株式会社代表取締役社長CEO)
池端美和(株式会社MIWAIKEHATA 代表取締役)
野田慎太郎(株式会社AEトランスポート代表取締役)
長谷部文康(株式会社ROMANDO ROLL JAPAN 代表取締役会長)
安達逸平(株式会社J-GATE代表取締役社長)
唐沢菜々江 (クラブNanae オーナーママ)
安藤功一郎 (DLホールディングス株式会社代表取締役CEO)
沓名裕城 (株式会社非常電源メンテナンスサービス代表取締役社長)
冬真怜(IT企業代表取締役社長)
平出心 (プロ競馬予想屋『予想屋マスター』)
他多数。
これらのメンバーの中から5人が選出され、
令和の虎の投資家としてイスに座る。
挑戦者たち
今回も数々の挑戦者たちが令和の虎に挑戦している。
#001 日本とドイツでアニメスクールを開校したい!
志願者:中島良(36歳)
ファンディング希望額:500万円
形態:投資
#002 子ども向けweb・プログラミングスクールの事業を拡大したい!
志願者:仲沢浩則(42歳)
ファンディング希望額:560万円
形態:融資
#003 電子ペットを使った派遣サービス
志願者:堂本聡志(36歳)
ファンディング希望額:270万円
形態:融資
#004 ベトナムでたこ焼きバルを開業したい!
志願者:奥田敬(42歳)
ファンディング希望額:400万円
形態:融資or投資
#005 サービス特化型ファミリーレストランを開業したい!
志願者:門井和樹(29歳)
ファンディング希望額:1300万円
形態:融資or投資
昔はよく〇千万~という単価での挑戦も多かったが、
今回では〇百万円台が多いイメージ。
また、昔のマネーの虎よりも、
現代的なサービスのプレゼンが増えている印象はやはりあるだろう。
マネーの虎との連携
今回の「令和の虎」の売りは、昔の「マネーの虎」で名を馳せた人物の、
「あの人は今」のような企画も人気である
例えば、昔「マネーの虎」で高評価を得た「家具職人」によるプレゼン。
彼は500万円の投資を獲得した。
こちらの方の今現在が「令和の虎」で明かされる。
こちらは過去に「ペット用の水」のプレゼンをした男性。
彼も370万円の投資を獲得した。
そんな彼の今現在もチャンネルで出演している。
是非とも見てみよう。