日本一周「27日目」柿田川公園を旅する。

6/18(火)
日本一周「27日目」

道の駅「富士」で目が覚める。
昨晩はかなりお腹が空いてたまま眠ったので、空腹で目が覚めた。

とりあえずコンビニでパンを2つとおにぎり1つという大豪遊をする。

その後、車の中で今日のルート決めをしていた。
準備ができたら本日の目的地へ。

柿田川公園

最初の目的地は清水町にある「柿田川公園」
名前の通り、川に公園が作られている。

 

「柿田川公園」
園内には水が湧き出る「わき間」を観察できる展望台や、
柿田川を眺められる遊歩道が整備されている。

長さ約1200mの川の至る所から水が湧き出る。
富士山から地下の水脈が続いており、
天然の湧き水が流れ、できた川である。

駐車場が有料だった。

 

車を停めるとおじさんが寄ってきて窓を叩く。
こういう集金スタイルにとても苛立ちを覚えてしまうのは自分だけなのだろうか…
自動精算を導入して欲しい。

車を停めて、川沿いに周っていく。

 

ここの至る所に脈が続いており、下から湧き水が出ている。

水が青く見えることで有名な吹き出し口。

 

ここ、柿田川の水は日本の名水百選にも選ばれていて、

その中でもトップ10入りを果たすほどの名水である。

川底の地層「ろ過」の役割を果たしているそうだ。

 

第1展望台


ここにいたおじさんがとても丁寧な説明をしてくれて勉強になった。

この写真の遠くに見える建物、
ここの川の水を「飲料水」として加工する水道局なのだそうだが…
本当に水が綺麗な為、

法律的な部分を埋めるために、
必要最低限の加工をするための水道局
と化しているらしい…。

水筒に汲んできた。

 

個人的に富士山のふもとの湧き水よりも美味しかったかな~と感じた。
水にも肥えてきたのだろうか。

ここ、柿田川の水で作られた豆腐が有名とのことで、
帰りに豆腐ソフトクリームを購入。
300円

これは本当に美味しい。
まんま豆腐の味がする。
甘みもある。

お好みで、と塩わさびや醤油ダレをかけて食べる。
もちろんそのままでも美味しい。

醤油、まるで冷奴を食べているような味。

コンビニアイスでの商品化を切に願う。

最初は微妙かと思っていたが、
振り返ってみればとてもいい場所だった。
水推しの施設という所では、
山梨の忍野八海より断然好きだった…。




ドライブスルー廃墟

そしてお次、本日の廃墟ポイントである。
40分くらい走って到着。

今回は建物である。

 

鬱蒼とする室内。

荒らされている場所が多かった。

 

上まで上がってみると…

誰かが撮影の為に組んだのだろうか。

 

大きな歯車が佇む。

1周回って観た後、
気がつけば夕方になっていた。

急いで本日最後の施設に赴く。

とりあえず熱海方面へ。

韮山反射炉

いくら熱海であっても、ぼくが行こうとする場所は明るい場所ではない。

「韮山反射炉跡」
入館料500円

伊豆の国市中字鳴滝入に現存している反射炉の遺跡。

1857~1864年まで稼働していた。

日本に現存する近世の反射炉は、この韮山反射炉と山口県の萩反射炉のみであるため、

貴重な遺構とされる。

ここ韮山反射炉は昔、
大砲を作っていた場所である。

鉄を溶解し、型に流し込み、冷ます。
当時の工業の技術が集約されていた施設だった。

ここでも映像で学べる。

観客はぼく1人である。

中には制作されていた大砲のサンプルや反射炉の設計図が展示されていた。

 

富岡製糸場以来の工場見学だったが、なかなかに楽しませてもらった。

ちなみにここ、
「明治日本の産業革命遺産」として8つある施設の1つなので、一応「世界遺産」である。

「明治日本の産業革命遺産」には他にも長崎の「軍艦島」などが含まれる。

当時は日本、凄かったんだな…。(今は知らないけど…。)

その後は市内の道の駅に車内泊をして終了。

夕ご飯はインスタントラーメンを煮て食した。
最高にバランスのいい食事だったね。

車内に待つ蚊と戦いながら目をつぶる。

本日の走行距離

93.4キロ(静岡県富士宮市~伊豆の国市)

出費

ガソリン 1308円
食費   980円
駐車料  200円
交通費  150円
入園料  500円
雑費   108円

計2346円

今日は割りと盛りだくさんで周れた印象。
明日も密度濃く行きたいので、天気がいい事を願う。

それでは◎

⇐To Be Continued

 

日本一周「28日目」まぼろし博覧会を旅する。