5/28(火)
日本一周「6日目」
快活モーニング
快活クラブにて快適に始まる1日。起床したのは8時くらい。
無料のモーニングを頬張る。
食パン2枚とガストの「山盛りポテトフライ」の1.5倍くらいのポテトを平らげる。
そしてアイスクリーム。
これはハマる、日本一周勢が中毒になるのも頷ける。
欲張りすぎのポテトの食べすぎで、
胃がとてももたれる…
なんだかんだで出発したのは10時くらいになってしまった。
車に乗り、目的地を再確認。
今日は気合を入れて運転しなければな…と覚悟する。
2ヶ所とも山の中にある廃墟なのだから…。
廃発電所
まず1ヶ所目、ここで初めて県境を超える。
~埼玉県突入~
突入してすぐに1つ目の目的地。
そう、「廃墟」だよ。
今回は発電所。
建物は発電所らしくないオシャレな造りとなっている。
窓の形がとても好み。
撮影用に誰かがイスを置いたようだ。
これは…農道でおばあちゃんが押しているやつ…?
写真を連投してしまったが、
これが旅のコンセプトなのだから仕方がない。
「ここで死にたい」と思える場所を探すことなのだから。
発電所跡はいくつもあるが、
ここは比較的入りやすい方なのでは、と思う。
道中の虫が1番の天敵…。
落ちたらヤバそうな穴もいくつか空いていた。
更に奥に進んでみたが、道無き道が山の上へと続いていた。
「クマ出没注意!」の看板がツタで覆われている…
これ以上登ってもなにかあるかわからないので、
ここで引き返すことにした。
廃鉱山へ向かう
続いての場所は埼玉県の秩父にある。
秩父は昔栄えていた廃村などが多く、あの「SIREN」のモデルとなった廃村もあるらしかった。
そんなぼくが次に向かったのはとある鉱山。
その鉱山周辺自体が丸ごと廃墟スポットであり、
廃墟マニアの間でもなかなか有名な場所だ。
向かおうとした時間にして13時。
…少し、急がないと、探索中に真っ暗になってしまうかも…
「SIREN」が始まってしまうかも…
不安が頭をよぎる。
割りと急いで山道を1時間ほど走っていた。
そして別れ道。
あれ…ここを曲がるはずなんだけど…
あ…
不安が頭をよぎる。
急いで別のルートを探し、逆から回ることにした。
そして思い出す、出発前の親父の言葉
「スリップサイン危ないから、気をつけろよ~」
あ……
溝が残り少ない…
不安が頭をよぎる。
何とか暗くなる前に…何とかタイヤのあるうちに…。
とにかく急いだ。
事故ることの無いように急いだ。
昼飯も抜くことにした。
ここで思う。
(朝にもたれるくらい食べといてよかった…!)
鉱山に向かう道中は険しかった。
山道を登る登る。
ふとナビ替わりのiPhoneに目をやると、
あ………
iPhoneが圏外になる
ここでもしタイヤがやられたら…
JAFすらも呼べない…
不安が頭をよぎる…
なんとか進む、山道を。
そしてもうすぐ炭鉱…!!
あ…………
これ、帰りも通るんだけど…
これ、前から車が来たら…
今は気にしたら負けだと思った。
そしてやっと到着!
ここが小倉沢…
ああああああああぁぁぁぁ~
終わりだ。
この世の終わりである。
ここまで来て、無駄骨?
もちろん、無断立ち入りも考えたが、
この会社の現場が真裏にあり、
従業員の方々の視線が背中に突き刺さった。
これは…やめるしかないのか…
泣く泣く山を降りることにした。
滝沢ダム
やる気のなくなったぼくは帰りにダムに寄る。
これがなかなか面白い。
エレベーターでダムの下まで行ける。
エレベーターで下まで行くのに、
軽く1分はかかっているのが妙に不気味だった。
「タワーオブテラー」を思い出した。
そしてこのモヤモヤを抱えたまま埼玉の真ん中まで走った。
県央に向かう途中、腹が減っていることに気がつく。
道中にあったので、
人生で初めて「くるまやラーメン」を食べてみることに。
塩バターコーンラーメン大盛り1155円
けっこういい値段するのね…
味は普通のラーメンだった。
麺は好み◎
柔らかくて太くてちじれてて。
そうだよ、こういうのでいいんだよ。
って感じ。笑
…と言うか、今更味についてレポートするような店でも無いだろう。
んで、本日も快活クラブ…
味を締めてしまっている。
でもなんか煮え切らないからアイスでも食わなきゃやってらんねえんだよ…。
本日の走行距離
231.7キロ(群馬県高崎市~埼玉県)
費用
ガソリン 3243円
食費 1155円
宿代 2268円
計 6666円
いつの日か、
またいつの日か…待ってろよ。
滝沢ダムのダムカードを眺めながら眠ることにした。
それでは◎
⇐To Be Continued