9/4(水)
日本一周「105日目」
「快活クラブ」で目を覚ます。
快活モーニング。
本日も快晴でスタート。
水虫検査
本日はやることがあるので、とりあえず旭川市内を奔走する。
向かった先はここ…。
水虫にかかり早2ヶ月。
毎日薬を塗り続けたがなかなか完治に至らず、
本日まで拗らせてきた。
そろそろお別れしたいので病院へ来てみる。
診断結果。
「水虫は治りかけている」
そして「薬の塗りすぎ」が判明した。
刺激が強めの薬を毎日塗っていたからかぶれていたのか…。
とても意外な結果。
病院には行ってみるものである。
本日も旅を始める。
まず向かう場所は「赤平炭鉱」
ここから約1時間の場所にある。
奇跡の再会
炭鉱まで車を走らせ、
「旧住友赤平炭鉱坑口浴場」に辿り着くが、
何やら複数人の女の子が作業をしている。
中も入れないかと車を降りてみる時、
1人の女性から声をかけられる。
なんとその女性、
1か月前に岩手県で「龍泉洞」に行く時拾った、
ヒッチハイカーの女性だったのである。
これはその時のブログ
本当にビックリした。
こんな奇跡って本当にあるんだ…。
今は大学のアートプロジェクト。
ここ赤平の炭鉱を舞台に作品を展示するようだ。
なかなか面白そうなので、もし近場に居たら寄りたいと思う。
再会の一枚。
マジですげえことが起きてるな。
赤平炭鉱
気を取り直してここが「赤平炭鉱」
1963年に作られた炭鉱。総工費約20億円。
高さ43.8メートル、深さ650メートル。
住友赤平炭鉱は1938年に開鉱し、1994年に閉山。
最盛期の出炭量は190万トン/年、約5千人が働いていた。
再開した女の子に紹介してもらい、炭鉱のガイダンスを受けてみる。
800円
ガイダンスの時間まで展示室を観て回る。
当時、炭鉱マンが使っていた道具が展示されていた。
味のあるヘルメット。
テライケメンの人形。
展示室を観ている間にあっという間に時間になった。
ガイダンスを担当してくれるのは、
当時、赤平に従事していた元炭鉱マンの方。
「発破」を担当していたと言う。
軽く展示室で説明を受け、
いざ炭鉱の立杭の元へ。
とても素晴らしい廃炭鉱が目の前に広がる。
上から。
赤平炭鉱についての構造から炭鉱マンの日常など細かくリアルなお話を聞くことができる。
毎日ここを降りて仕事場へ向かっていたらしい。
現場まではトロッコ。
トロッコやエレベーターのオペレータールーム。
ここまで、念入りに炭鉱の話に聞き入ってしまうとは自分でも思わなかった…。
石炭を掘るのに使っていた道具や車も見せてもらえた。
エモ喫茶店に行きたかった
本日の次のスポット。行きたかった「喫茶店」である。
ここからすぐ近くの「悲別ロマン座」
赤平の炭鉱町時代に「映画館」として残った建物を、喫茶店として営んでいる施設であるが…
「営業不定期」らしく、外観だけの写真になってしまった。
外には来訪ノートが置いてある。
ここでもやってないことを嘆く人達が…
半分廃墟?レジャー施設
気を取り直して、次の場所へ行く。
ここから約30分走り辿り着いたのは、
「カナディアンワールド」
この施設、「現役施設」であり、半分「廃墟」とも化している妙なスポット。
人気があるのは「アンの家」と言う場所で、
その家だけは解放されているが、
それ以外の施設は殆どが閉まっていた。
昔は列車が走っていたみたいだ。
時計台も機能していない。
ここが「アンの家」
物語「赤毛のアン」の家を忠実に再現している家で、
そのクオリティの高さにはビックリした。
客間やキッチン、家族の部屋などが忠実に再現される。
そしてここがアンの部屋。
そうこうしている間に閉園の時間が迫るので早々に出る。
帰る頃には暗くなっていた。
コインランドリーと就寝
とりあえずやろうと思っていたコインランドリー。
そして温泉は「湯らん銭」、
そして「道の駅 あさひかわ」という一昨日と全く同じルートを辿る。
よほど衝撃的だったのだろう…
1ヶ月前のヒッチハイカーとの奇跡の再開を噛み締めながら目をつぶる。
本日の走行距離
147.0.キロ(北海道赤平市)
出費
ガソリン 2058円
食費 305円
入場料 800円
医療費 2240円
宿代? 2376円
雑費 4298円
計 12077円
実は本日、ぼくは誕生日だった。
そんなことも忘れてしまうくらいの一日。
いつか幸福になった時に「おめでとう」はまだ取っておこう。
それでは◎
⇐To Be Continued