「アカメが斬る!」
2010年に月間ガンガンより連載され、2014年にアニメがスタートした。
帝国の重税に苦しむ地方の田舎の村の青年「タツミ」はお金を稼ぐ為に帝都に旅立つ。
道中、暗殺集団「ナイトレイド」の少女剣士「アカメ」に会い、
仲間と共に帝国を変えるべく立ち上がる物語である。
主人公は2人。
「タツミ」
そして「アカメ」
今作のヒロインとしての位置づけは「マイン」
その他、仲間としてナイトレイドのメンバーが他にも沢山いる。
各々が「帝具」と呼ばれる、特殊能力を持つ武器を使い、敵でこれを持つ者も多く出てくる。
紛うことなき能力バトルモノである。
そしてとにかく女キャラが多い。
味方サイドの半分以上は女キャラという構成になる。
そのためなのか、
お色のシーンも多い構成の漫画となる。
お色が多いで済むなら御の字で、
鬼の帝国が牛耳るこの世界では、結構過激な性的描写が出てくる。
いわゆる「胸クソ悪い」描写である。
仲間の死に方もなかなかにエグい。
そんな腐った帝国に立ち向かうのであれば、
それが暗殺集団でも「ナイトレイド」を応援したくなるのではないだろうか?
作風として、「必殺仕事人」のオマージュのような要素が多いことに気がつく。
刀使いがいて、格闘家が居て、糸使いもいる。
公式では謳ってはいないが確実に意識はしているだろうと思う。
この漫画、アニメも2014年に放送されているが、
マンガとアニメで終わり方が全く違うことでも有名。
マンガで死なないキャラが、アニメではガンガン死んだり、その逆も起こる。
本当にマンガとアニメ、全くの別物なので、
漫画を読んでいても、アニメも別物として見れるだろう。
そんな「アカメが斬る!」漫画は完結し、15巻まで出ていて、
アニメは現在、NETFLIX、dアニメストア、等で配信されている。
ファンタジー版必殺仕事人、是非とも読んでみてほしい作品である。