「ジャッカス」
2000〜2002年に、アメリカのケーブルテレビチャンネルにより放送されたコメディ番組である。
子供のイタズラレベルのことを大人が敢えてやるという内容の番組で、
街中の一般人を巻き込んだロケやドッキリなども多い。
アメリカで人気が出た「ジャッカス」シリーズは劇場版の映画としても動き出す。
今回、紹介する「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」はその劇場版の四作目にあたる。
あらすじ
長年連れ添った妻を病気で亡くした86歳のアーヴィング・ジスマンが主人公。
服役中の娘の代わりに、孫の「ビリー」を連れて夫のチャックの元へ届けるという話。
孫と2人でアメリカ中を旅するが、各地で色々なトラブルを起こす。
見どころ
この「トラブル」だが、もちろん「一般人」の目の前で起こる。
ジャッカスが一般人を巻き込み、トラブるシーンを遠巻きにハンディカメラで撮っている。
とてもリアルな一般市民の反応が見れる。
歴史
ちなみにこのジャッカスシリーズ、R18に指定されていて、
過去の作品では、無修正の男性器が露出されていたり、
屎尿処理場の処理槽にダイブしたり、
暴徒鎮圧用ゴム弾のショットガンで撃たれてみる…
といった非常に危険な内容も多く、過去に街中で警察の事情聴取を受けたことも多い。
アメリカ本土で人気が爆発し、
マネをする人が増え、実際に死亡してしまう事件も起きたため、社会問題にまで発展した。
番組の冒頭にはいつもテロップが出る。
「警告:番組内で危ない事をやっているのは、スタントマンかただのバカです。
よい子やクソガキ、または精神年齢の若い大人のみなさんは絶対に真似をしないでくださいね」
今作の映画、シリーズの中でも比較的マイルドなので初心者にはオススメの作品となる。
そんな「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」は今現在、動画サイトでの配信はない。
機会があればレンタル等で観てみてほしい。