amazarashiの名曲ランキングトップ10~バンドマンが勧めるナンバー~

今回は日本のロックバンド「amazarashi」の、
名曲10選をランキング形式で発表します。

kayuro
今回は、ベーシスト歴8年を迎えるkayuroが紹介します!

amazarashiとは?

amazarashiは日本のロックバンドで、青森県で結成されました。

バンド名の由来は、
「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、
 僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」

楽曲には、ボーカル「秋田ひろむ」の独特な世界観が展開され、
バンドサウンドにはピアノが絡み合います。

メンバー
・秋田ひろむ ボーカル、ギター
・豊川真奈美 キーボード、コーラス

サポートメンバー
・出羽良彰 リードギター
・中村武文 ベース
・橋谷田真 ドラム

その独特な歌詞に惹かれ、ファンとなるものが多く、
今のバンドには居ない「ネガティヴ」を歌った楽曲も多いです。

秋田ひろむ自身の経験から書き出す楽曲が多く、
歌詞中には青森の地名や人名が登場する曲が多いのも特徴であります。

そんなamazarashiの、
絶対に抑えるべき名曲ランキングを発表していきます。

amazarashiの名曲ランキングトップ10

第10位「逃避行」


2011年にリリースしたアルバム、
「千年幸福論」に収録された楽曲です。

曲のテーマはタイトル通り。
「逃げる」という行為に対して肯定的な考えを歌った曲で、
バンドサウンドに加わるピアノの旋律がとてもよく合っている楽曲です!

amazarashiのファンの中にはこの曲に救われた人も多いでしょう。

第9位「命にふさわしい」


2017年にリリースされたアルバム、
「地方都市のメメントモリ」に収録された楽曲です。

シングルカットもされており、
ゲームソフト「NieR:Automata」の主題歌としても知られています。

曲のテーマは「心さえなかったなら」

人間の心を持ち合わせたばかりに、
「傷つける」という行為に壁を感じてしまっている。
そんな「心」に対して皮肉に歌われた曲です。

当曲のMVでは「数々の「人形」をひたすら破壊していく」という、
衝撃的なMVとしても話題となりました。

第8位「ワンルーム叙事詩」


2010年にリリースされたアルバム、
「ワンルーム叙事詩」に収録された楽曲です。

アルバムタイトルとなっている曲でもあり、
ライブでの演奏も多い人気楽曲の一曲です。

今まで積み上げてきた、「ワンルーム」に詰まった思い出や、
自身の不安や夢なども全てを燃やして再スタートすることを歌った、
決意の楽曲です。

一見、ネガティヴキーワードが溢れた楽曲ですが、
その真意は「再スタート」を歌ったポジティヴな内容でした。

第7位「タクシードライバー」


2016年にリリースされたアルバム、
「世界収束二一一六」に収録された楽曲です。

今作のアルバムの一曲目を飾り、
社会風刺をリアルに描いたその歌詞には衝撃を受けました。

田舎でも、地方都市でも、
どこにでも蔓延る「人間の醜さ」から逃避するために、
「タクシードライバー」に、
穢れの無い場所に連れて行ってもらうことを歌った楽曲です。

イントロの爽やかさから一変、
まさに「闇」を象徴するようなメロディと、
反吐を吐き捨てるような歌詞が印象的です。

第6位「夏を待っていました」


2010年にリリースされたアルバム、
「爆弾の作り方」に収録された楽曲です。

amazarashiの名盤と名高い、
今回のアルバムの一曲目を飾る楽曲で、
amazarashiの楽曲の中でも屈指の人気曲となります。

曲のテーマは「少年時代の夏の前」
当時はワクワクしながら待っていた「夏」という季節、
高層ビルの空を見上げて、少年時代を思い出す様子を描いた楽曲です。

まさに「夏の前の夕暮れ」を想起させるような、
儚げなメロディが印象的です。




第5位「メーデーメーデー」


2016年にリリースしたEP、
「虚無病」に収録された楽曲です。

曲中の半分は「語り」として歌われる楽曲で、
社会風刺に切り込んだ衝撃的な歌詞の楽曲となります。

社会の「闇」に対して、「メーデーメーデー」と、
助けを求めるように歌い上げられます。

第4位「ピアノ泥棒」


2011年にリリースされたアルバム、
「アノミー」に収録された楽曲です。

好意を寄せる女性に振り向いてもらうために、
「ピアノ泥棒」を働こうと考える一人の男を描いた楽曲です。

そんな「くそったれ」の人生でも悪いものではない、
というメッセージが詰まった歌詞です。

第3位「性善説」


2013年にリリースされたアルバム、
「ねえママ あなたの言うとおり」に収録された楽曲です。

個人個人の「性善説」、
何が「善」であるかは人によって違うことを歌った曲です。

戦争や紛争など、とても重いテーマが詰まった歌詞ですが、
それを儚くも明るく歌い上げる、
amazarashiの良さが最大限に引き出された楽曲です。

第2位「つじつま合わせに生まれた僕等」


2010年にリリースされたアルバム、
「0.6」に収録された楽曲です。

曲のテーマは「僕らは世界のつじつまを合わせるために生まれてきた」

木が切り倒され、町が出来て、その町も滅んでいく。
そんな「地球」が歩んできた歴史に切り込んだ、衝撃的な楽曲です。

歴史を紐解くような壮大な歌詞、そしてメロディ、
amazarashiの名曲として、この曲を1位に選ぶファンは多いでしょう。

第1位「ムカデ」


2010年にリリースされたアルバム、
「0.6」に収録された楽曲です。

曲のテーマは「追い詰められてる焦り」「焦燥」そして「死」

amazarashiの中でもトップクラスに激しい楽曲であり、
そして暗い曲でもあります。

「絞首台」「ビルの屋上」「死にたい」「殺してやる」
そんなインパクトのあるワードが盛り込まれた楽曲で、
それに伴う、うねる様なバンドサウンドが印象的です。