「カウボーイビバップ」
皆さんは知っているだろうか？
1998年の日本のSFアニメである。全24話。
個人的にはもっと有名になってもよかったと思っているが、
アニメ自体は知っている人がそれほど多くない印象である。
このビバップのOPがかなり有名なのでそちらは必ず聴いたことがあるだろう。
https://youtu.be/j0i3aDMGl7k
(OPを映像で流せないのがとても悔しい…)
舞台は2071年、火星を中心とした太陽系。
主人公は賞金稼ぎを生業とする、スパイク。
スパイク率いる宇宙船ビバップ号の乗組員らの活躍を描く物語である。
アニメの雰囲気は意外にもハードボイルド調、
SFアニメにしてはアクション要素が多くギャグ要素も多めである。
メインキャラとして活躍する三人組がドタバタする設定、
放送当時はルパン三世と比べられることが多かったみたいだが、
三人組モノのアニメの中でも明らかにテイストが違う。
中でも「銀魂」はビバップの影響を受けているだろうと思う。
全24話通してコミカルにギャグが入ってくるが、
このアニメの面白いところ、それは、
たま～に「とてつもなく悲しい話」が入ってくるところである。
かなりシリアスで救いのない話が展開される時の雰囲気の変わり方も
見どころの一つだろう。
一話毎に雰囲気が全く変わるアニメもなかなか珍しい。
そして何より作中に流れる音楽のセンスがいい。
ジャズ、ブルース、ロックやテクノなど色々なジャンルの音楽がBGMとして使われ、
音楽家「菅野よう子」の才能溢れる楽曲がいい世界観を作ってくれている。
更に迎える豪華声優陣。
主人公スパイクの声優は言わずと知れた山寺宏一。
更にオーキド博士でおなじみの石塚運昇や、
綾波レイを演じ、歌手としても活躍する林原めぐみ、
サザエさんのアナゴさんを演じる若本規夫も参加している。
「カウボーイビバップ」は今現在、
Netflix(ネットフリックス)、hulu、U-NEXT、ビデオマーケット等で視聴できる。
そんなオシャレでサブカルにも強いアニメ、カウボーイビバップの話であった。