ネタバレなしの映画紹介「スラムドッグ$ミリオネア」

「スラムドッグ$ミリオネア」

2008年、「ダニー・ボイル」監督により公開されたイギリス映画。
過去に「トレインスポッティング」を世に放ったダニー・ボイル監督が手掛けた作品。
インドでも放送されていた、「クイズミリオネア」にスラム街の青年が挑む物語である。
上映時間は120分。

あらすじ

舞台は2006年のインドのムンバイ。

18歳の少年「ジャマール・マリク」彼はあの「クイズミリオネア」に挑戦し、
最終問題まで来ていた。

無学の彼が最終問題までたどり着いてしまうことに違和感を感じた警察は、
詐欺の容疑でジャーマルを逮捕し、「なぜ答えを知っていたのか?」白状するように拷問にかける。

なぜ彼は答えを知っていたのか…?

見どころ①「怒涛のストーリー構成、誰もが感嘆する練られた脚本」

今作の最大の見どころは何といってもその練られた脚本力にあるだろう。

インドの底辺、スラム街の少年が、あのクイズミリオネアで大金を掴もうとする。

そんな夢のある脚本こそが、日常を生きる人々を引き込む要因となっているだろう。

 

そして、ストーリー構成。

物語のメインとなる内容、クイズの答えをなぜジャーマルが答えることができたのか?

映画の冒頭でその質問が投げかけられ、
それを追求していく今までの映画には見られなかった新しい形がこの映画にはある。

 

その答えが隠されているのが「ジャーマルのこれまでの過去」である。

一問一問ごとに彼の人生を振り返り、彼の不遇な人生エピソードと、
番組の同時進行により、答えを知っている理由が解き明かされていく。

そんなストーリー構成は複雑ながらもわかりやすく、
先が気になってついつい見進めてしまうよく考えられた構成である。

見どころ②「本当にイギリス映画!?インド映画を匂わす展開と衝撃な役者陣」

「イギリス映画」の括りがある本作、それにも関わらず舞台はインドであり、
登場する役者はもちろんほとんどがインド系、そして当時無名の役者ばかりという珍しい映画である。

主役の「ジャマール・マリク」を演じるのは、「デーヴ・パテール」

 

今作のヒロイン「ラティカー」を演じる「フリーダ・ピントー」

 

ジャーマルの兄「サリーム・マリク」を演じるのは、「マドゥル・ミッタル」

彼ら全員がインド系の役者であると同時に今作がデビュー作となる

 

更にはインド映画特有の、ストーリーとは関連がないミュージカルシーンも組み込まれ、
インド映画の構成に敬意を表している作品である。

 

見どころ③「世界全体の問題にも一石を投じる社会的要素」

スラム街で育つ主人公の過去も展開される今作、
「貧困」という世界が抱える重きテーマも伝わってくる作風となる。

貧困、窃盗、宗教間の争い、人身売買、昨今の世界的問題もリアルに浮き彫りにされる
描写が数多くあるのも今作の注目するべき点だろう。

配信コンテンツ

そんな「スラムドッグ$ミリオネア」は今現在、
AmazonプライムNetflixU-NEXTHulu、等で配信されている。

Amazonプライムで30日間お試し無料登録

U-NEXTで30日間お試し無料登録

Huluで2週間お試し無料登録

その映画構成と、秀逸な脚本に引き込まれ、あっという間に映画を観終えてしまうだろう。