ネタバレなしの映画紹介「アメリカン・スナイパー」

「アメリカン・スナイパー」

2014年、クリント・イーストウッド監督により制作されたアメリカの伝記映画。

実在したアメリカの軍人「クリス・カイル」の人生を描いたノンフィクション作品である。
クリス本人による自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」が原作となり制作されている。
キャッチコピーは「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」
上映時間は132分。

あらすじ

1974年テキサス州に生またクリスは厳格な父親から狩猟の技術を仕込まれながら育った。
やがて時は経ち、アメリカ大使館爆破事件が起きたことをきっかけに海軍へ志願したクリスは、
厳しい訓練を突破して特殊部隊シールズに配属される。
最愛の妻、「カヤ」との出会いに後ろ髪を引かれつつも、狙撃の才能を発揮しイラクの戦場に送り込まれる。

出演役者

クリス・カイルを演じるのは「ブラッドリー・クーパー」

 

妻のタヤ・カイルを演じるのが「シエナ・ミラー」

見どころ①「これが実話!?実在した伝説のスナイパーの偽りなき人生」

今作の、アメリカン・スナイパー、
なんと言ってもノンフィクション作品であり、

フィクション要素が殆ど見当たらない事が最大の特徴である。

仲間の戦死や、家族や仲間との会話、至る所に実際の伝記に記された描写が数多く出てくる。

そしてアルカイダ武装勢力160人を殺した伝説と評され、
アメリカでは「伝説の狙撃手」
イラクの武装勢力からは「ラマーディの悪魔」
という、マンガのような異名を持つのもリアルの話である。

思わず息を呑むような数々の出来事、その一つ一つがノンフィクションであることを意識することにより、映画により引き込まれていく作品となっている。

見どころ②「痛ましくもまだ風化しない、イラク戦争が描かれる。」

今作の主人公、クリスが狙撃手として活躍する舞台が
ビン・ラディン率いるアルカイダによる「イラク戦争」となっている。

「アメリカ大使館爆破事件」「9.11同時多発テロ」など、
まだ痛ましくも記憶に新しい事件が複雑に絡んでくる。

目を背けたくなるような重いテーマだが、しっかり向き合って観てみべき作品だろう。

見どころ③「伝説の狙撃手に120%のリスペクトを寄せたアメリカの代表作」

今作の制作において、クリント・イーストウッド以外にも、
「デヴィッド・O・ラッセル」「スティーヴン・スピルバーグ」が監督を務める噂が流れたり、
全米が注目する作品となった。

映画のクレジット(エンドロール)では、「クリス・カイル」を称え、
アメリカ国旗を掲げる実際の映像が使用され、本人に絶大なリスペクトを寄せた作品となっている。

また、興行収入の面でも、全米興行収入は約2億4900万ドルにも上り、
それまで戦争映画の部門で一位を守り続けていた「プライベート・ライアン」を抜き、
戦映画史上最大の大ヒットとなった。

あのアーノルド・シュワルツェネッガーも映画を評しており、
「クレジットで涙した」とTwitterで発言している。

配信コンテンツ

「アメリカン・スナイパー」は今現在、
AmazonプライムU-NEXTHulu、等で配信されている。

Amazonプライムで30日間お試し無料登録

U-NEXTで30日間お試し無料登録

Huluで2週間お試し無料登録

アメリカ史上最強のスナイパー「クリス・カイル」の人生を目に焼き付けてみてはいかがだろうか。