「攻殻機動隊」
原作、士郎正宗によるSF漫画。
1995年に攻殻機動隊を原作とする映画が公開され、
2002年にアニメとして放送。
その他今現在でも、色々なシリーズとして発表され続ける作品である。
一言でいえば「大人なアニメ」
非常に複雑なストーリが多く、政治的要素も多い作品である。
子供には少し退屈な作品だろうと思う。
世界観は近未来の21世紀。
第3次、第4次核大戦を経て、
マイクロマシン技術を使い、脳に直接ネットを繋げる、
電脳化技術が繁栄する世界で物語は始まる。
…といった感じである…。
そんな電脳やアンドロイドと共存する世界で、
テロや暗殺、汚職などの被害を最小限に抑える、政府の秘密組織、
「公安9課」の人間の活躍を描く物語である。
主人公は心は人間だが、肉体は全身サイボーグと化した「草薙素子」
素子を中心とした9課が、人間と機械の共存に関する事件などを解決に導いていく。
内容は極端にシリアス。
他のアニメと比べても極端にギャグが少ない構成は見る人を選ぶ、
「大人なアニメ」だと改めて思う。
攻殻機動隊には色々なシリーズがあるが中でも有名なのは
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
全26話中、中盤までは一話完結のストーリーが展開されるが、
後半になると、「笑い男」という天才ハッカーと対決するストーリーが展開される。
有名なのがこのロゴ。
テレビやネット、人間の眼球すらも機械化され、ネットに繋がったこの時代、
生身の人間以外の目にはハッキングによりこう写ってしまう。
最近ではアメリカで実写映画化され、なんとあの北野武も出演している。
そんなシリーズ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は、
今現在、NETFLIX、等で視聴できる。
笑い男と公安9課、それぞれの正義を掲げた戦い。
シリアス、アクション、SF、人情、政治的ですらもある、攻殻機動隊。
そんな大人なアニメの紹介である。