これからどんな手続きが必要なんだろう?
このブログは退職をした人、そして今まさに退職をしようと考えている人、に向けて送る記事です!
今回は退職後、自営業になる人、フリーランスになる人、とりあえず就職をしない人、
そんな人のための記事となります。
また、「とりあえず就職をしない人」の再就職までの期間ですが、
期間の基準となるのは2週間以上の離職期間があるかないか?
で、考えるのが妥当です。
◎この記事を読んでわかること ・すぐ再就職しない人の、会社を辞めた後の手続き全て。 ・各種失業関連ワード解説
さて、あなたは今回、一身上の都合で退職したことだと思います。
あなたは、今まで払っていた「会社がすべて給与から支払っていてくれた税金」を、
これから自分で納めなくてはなりません。
ここから話すのは、退職してやるべき手続きと税金の全てのことです。
このページをブックマークして、必要な時に引き出してもらえれば幸いです。
・会社を辞めた後のすべての手続き
会社を辞めてすぐですが、早速やらなければいけない手続きがあなたにはあります。
1、厚生年金から国民年金への切り替え。(役所へ行く) 2、社会保険を国民健康保険に切り替える。(役所へ行く) 3、雇用保険(失業保険)の需給、そして仕事探し。(ハローワークへ行く)
・厚生年金から国民年金への切り替え。(役所へ行く)
厚生年金、国民年金とは?
◎そもそも「国民年金」とは?
国民年金は65歳を迎えた時、給付される年金です。
飲食店などの自営業や、個人事業主、無職の方がこれに該当します。
令和元年度は月額16410円です。(年度ごとに変わる)
皆さんはこれからこちらの年金になります。
◎そもそも「厚生年金」とは?
国民年金に上乗せされ給付される年金です。
会社に勤める会社員等は、厚生年金+国民年金を日頃、給料から天引きされ、
将来、65歳(定年)を迎えた時に国民年金+厚生年金を受け取ることができます。
会社勤めの皆さんは先日までこれに加入していました。
これからは国民年金だけを収めるように役所に手続きに行くわけです!
国民年金に切り替えるには?
退職するとき、もしくは退職したあと、必ず会社から「離職票」が送られてきます。
これを持って役所へ手続きに行きましょう!
◎どこに行けばいいの?
退職後、14日間以内に住んでいる町の役所、役場に行って手続きが必要です。
◎何を持っていけばいいの?
・年金手帳
・退職日を証明できる書類(離職票、健康保険喪失証明書、退職証明書、等)
・印鑑
・身分証明書
「厚生年金と国民年金」の詳しい詳細はこちらをご覧ください。
これを役所に持っていって、国民年金に切り替えたい旨を伝えれば、
あとは支持通りにするだけです!
・社会保険を国民健康保険に切り替える。(役所へ行く)
社会保険、国民健康保険とは?
◎そもそも「社会保険(健康保険)」とは?
会社の健康保険組合、または協会けんぽに属する会社員のための保険です。
月に払う金額は月収により左右されます。
皆さんは退社前まで、これに属していました。
◎そもそも国民健康保険とは?
自営業や、個人事業主の方、無職の方のための健康保険です。
金額は加入者の収入、年齢に左右されます。
これから皆さんが切り替える保険です。
前の会社の保険証は退職する会社に必ず返却し、
新しい国民健康保険の保険証をもらいに役所へ行きましょう!
国民健康保険に切り替えるには?
離職票と一緒に、必ず「社会保険資格喪失証明書」が送られてきます。
これを持って手続きに行きましょう。
◎どこへ行けばいいの?
これも役所です。国民年金の切り替えと一緒に行うのが一般的です。
◎何を持っていけばいいの?
・社会保険資格喪失証明書
・マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカード、住民票、通知書、等)
・印鑑
・身分証明書
「社会保険と国民健康保険」の詳しい詳細はこちらをご覧ください。
これで役所での手続きは終了です。次は失業の手続きにハローワークに行きましょう!
雇用保険(失業保険)の需給の選択。(ハローワーク)
雇用保険とは?
◎そもそも雇用保険とは? 会社を退職した時、転職先が決まるまで国から一定の手当が支給される制度です。 金額は前職の収入に比例します。最低90日間~最高330日間まで月額で支給されます。 支給日数も勤続年数、年齢、退職理由、色々な要因で変わります。
退職後、最低90日間以上の失業手当を受け取ることが可能です。
受け取るか?受け取らないか?自分の経済状況で選択します。
原則1年以内に再就職しない予定なのであれば、失業保険の手続きはするのが一般的です。
失業手当を受け取るには?
失業手当については離職票1と2が必要です。
退職後、セットで送られてくるので一緒に持っていきましょう!
◎どこへ行けばいいの?
住んでいる市町村の管轄のハローワークで手続きをしましょう。
◎何を持っていけばいいの?
・離職票-1
・離職票-2
・マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカード、住民票、通知書、等)
・印鑑
・証明写真(正面上半身、タテ3.0cm×ヨコ2.5cm)
・本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
雇用保険と失業手当の詳しい詳細はこちらをご覧ください。
この手続きの3か月後から失業手当の支給が始まります!
今回はざっくりですが、退職後のやるべきことについて簡単に解説してみました。